おそらくは
JVMが存在しないために、起動しないはずです。まず試してみることはターミナルから起動してエラーメッセージをみることです。
$ open AppCode.app LSOpenURLsWithRole() failed with error -10810 for the file /Applications/AppCode.app.
なるほど。わけがわかりません。
エラーメッセージで検索してみると下記を発見:
Troubleshooting: PhpStorm 7.0 is not working on Marvericks
というわけで、JVM関連の問題だということがわかります。
JetBrains製のIDEのJVMはどこで設定されているのか
AppCode.appの中身を開いて/Application/AppCode.app/Contents/Info.plist
を見てみると<key>JVMOptions</key>
以下に設定が見えます。おそらく一番重要なのは
<key>JVMVersion</key> <string>1.6*</string>
ここかな?1.6のJVMは入っていないので、立ち上がらないわけですね。
以前将棋ぶらうざQを起動するためにJava 8をインストールしました。なので
$ java -version java version "1.8.0_25" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_25-b17) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.25-b02, mixed mode)
というわけで、1.8はあります。考えられる方法は2つ。
- JVMVersionを1.8*に変える
- Java 1.6をインストールする
まずはじめに1番を試してみます。
Java 8でIntellij IDEA/AppCodeを起動する
1.6*
を1.8*
に変えて試してみると起動することがわかります。ですが公式のJVM以外はサポートしてねえぞという警告が出るしさらに:
フォントが汚いしなんか微妙にDarculaになっていない部分があります。ブレッドコームバーとか。こんな記述を発見:
YosemiteでJetBrains IDEを動かす #jbugj | サムライズム
なんか、答えが全部書いてありますね。
JVMVersionキーの値を”1.8″と指定するとJava 8にて実行することができます。ただし現在のところJava 8で実行するとフォントのサブピクセルレンダリングが働かないためフォントが幾分汚く見えることがあります。またエディタ領域のピンチイン・アウトでのズームイン・アウトも効かなくなりますのでご注意ください。
なので、素直に公式のJavaで動かしましょう。設定も1.6*
に戻します。
Apple Java 6をインストールして起動する
設定を戻したので再びダブルクリックしても立ち上がってきません。
Apple Java 2014-001をインストールしましょう。以下のリンクからダウンロードできます。
Java for OS X 2014-001 (日本語)
私のSafariは真っ白なページを表示するのでChromeでダウンロードしました。
dmgをマウントして普通にインストールします。
ダブルクリックして起動すると:
見慣れたインストール画面。ほいほい先に進むと...
成功です。
起動してみる
警告もなし。フォントも綺麗だし隅々までDarculaのきれいなIDEが戻ってきました。 めでたしめでたし。
ちなみに
AppCodeのライセンスが切れたから立ち上がらないかと思ってライセンスを購入してしまいました。商売上手ですNE!